博物館は地域の歴史・文化・アイデンティティの源泉となり、都市再生やまちづくり、観光開発、企業のイノベーション、SDGsの実現、文化多様性や社会包摂、生涯学習、そして新たな地域創造の立脚点となる、大きな潜在力を持つ場所です。そして、これらの潜在力を活かすのは、地方自治体の政策力であり、さまざまな取り組みを通じて博物館が地域に貢献していくことが求められます。
今回は、西日本を中心とした13箇所の3月から始まる博物館企画展を巡るブログ記事「春の博物館巡り!魅力溢れる考古・人文系展示を巡ろう【西日本編】」をご紹介します。これらの展示は、歴史や文化を学ぶだけでなく、新たな発見や感動を与えてくれることでしょう。
この春、西日本の博物館を巡りながら、その地域の魅力を感じ、知的好奇心を満たす旅を楽しんでみませんか?各地の博物館が提供する独自の展示やイベントを通じて、地域の歴史や文化を深く知ることができます。そして、その知識や経験を活かして、地域の発展につながるアイデアを見つけ出すこともできるでしょう。
このブログ記事では、西日本各地の博物館で開催される展示やイベントを紹介し、春の博物館巡りを盛り上げるための情報を提供します。ぜひ、この機会に西日本の博物館を訪れて、その魅力を存分に楽しみ、地域の潜在力を引き出す力になることを期待しています。
あわせて、「春の博物館巡り!魅力溢れる考古・人文系展示を巡ろう【東日本編】」も、是非ご覧ください👇
- 驚異と怪異――想像界の生きものたち
- 令和4年度春季発掘調査速報展
- 企画陳列「出土した雑穀」
- 春季企画展「平安時代の出雲-人びとのくらしと祈り-」
- オープン収蔵展示「100年前のNAGASAKI -遺跡が伝える近代の長崎県-」
- 史跡整備完了記念『乙塚古墳とその時代』×重要文化財公開『元屋敷陶器窯跡出土品展』
- ラテンアメリカの民衆芸術
- 特集展示「三重県埋蔵文化財センター埋蔵文化財速報展」
- 企画展 川とともに生きる―川と人の関係史―
- 企画展「高槻城発掘ものがたり」
- 春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」
- 春期企画展「岩橋千塚古墳群のはじまり~花山地区の古墳~」
- 文化財発掘Ⅸ「京都白川の巨大土石流 埋もれた先史土砂災害に学ぶ」
- おわりに
驚異と怪異――想像界の生きものたち
福岡市博物館で、2023年3月11日(土)から5月14日(日)まで、「驚異と怪異――想像界の生きものたち」という展示が開催されます。会場は福岡市早良区百道浜3丁目1-1にある福岡市博物館です。
この展示では、世界の人々がどのように異なるものを認識し、説明し、描いてきたのかを探ります。人魚や龍、河童など、想像界の生きものたちの多様性が絵画や書籍、祭具などを通じて紹介されます。これらの生きものは、奇妙で怪しい、不気味だけどかわいいという特徴を持ち、人間の想像と創造の力の源泉を示しています。世界中の霊獣、幻獣、怪獣が一堂に会するこの展示をお楽しみください。
令和4年度春季発掘調査速報展
奈良市埋蔵文化財調査センターの展示室前ロビーでは、令和5年3月1日から3月31日まで、令和4年度春季発掘調査速報展が開催されます。この展示では、令和3年度に実施された調査で新たに8基の横穴墓が発見された赤田横穴墓群の調査成果と、令和4年度に実施された調査で平城京南方遺跡内で新たに見つかった奈良時代の瓦窯跡の調査成果が取り上げられます。この展示を通じて、最新の発掘調査成果を展示発表し、訪れる人々に貴重な歴史的発見を共有する機会を提供しています。奈良市大安寺にある奈良市埋蔵文化財調査センターへぜひ足を運んで、歴史の謎を解き明かす発掘調査の成果に触れてみてください。
企画陳列「出土した雑穀」
京都市考古資料館1階エントランスで開催される企画陳列「出土した雑穀」も見逃せません。令和5年3月1日から4月2日まで開催されるこの展示は、国際連合食糧農業機関が定めた国際雑穀年を記念して開催されます。
世界三大穀物であるコムギ、トウモロコシ、コメ(イネ)は、穀物全体の生産量の90%以上を占める一方で、雑穀とされるアワ、ヒエ、キビ、シコクビエ、トウジンビエなどは、生産量は少ないものの、特定の地域で貴重な栄養源として重宝されています。日本では、コメ(イネ)が主食として栽培される一方で、各時代を通じて雑穀が人々の生活を支えてきました。
この展示では、京都市内の遺跡から出土したアワ、キビ、オオムギ、ソバ、ゴマ、マメなどの雑穀や、世界三大穀物のコメ(イネ)、コムギ、トウモロコシを展示し、人々と穀物との関わりを紹介しています。京都市にある京都市考古資料館へ足を運び、日本の歴史と共に歩んできた雑穀の魅力に触れてみてください。
春季企画展「平安時代の出雲-人びとのくらしと祈り-」
春の博物館巡りの西日本編では、出雲弥生の森博物館で開催される春季企画展「平安時代の出雲-人びとのくらしと祈り-」も見逃せません。令和5年3月4日から5月29日までの開催期間中、島根県出雲市大津町字西谷2760番地の出雲弥生の森博物館で、平安時代の出雲に焦点を当てた興味深い展示が楽しめます。
出雲は『出雲国風土記』が残るため、奈良時代に関する研究や展覧会が数多く開催されてきましたが、平安時代については史資料が少なく、これまであまり注目されていませんでした。最近の研究では、平安時代の日本では極端な乾燥と湿潤の年が繰り返され、疫病が流行し、出雲を含む各地で戦乱が起き、社会の格差も広がっていたことが明らかになっています。
この展示では、異常気象、疫病、戦乱、格差といった現代社会にも通じる問題に直面していた平安時代の出雲の人々が、どのように暮らし、幸せを祈っていたのかを考古資料を中心に紹介します。出雲弥生の森博物館で、平安時代の出雲の歴史に触れる貴重な機会をぜひお楽しみください。
オープン収蔵展示「100年前のNAGASAKI -遺跡が伝える近代の長崎県-」
壱岐市立一支国博物館で開催される長崎県埋蔵文化財センターのオープン収蔵展示「100年前のNAGASAKI -遺跡が伝える近代の長崎県-」をぜひお勧めします。令和5年3月3日から6月25日まで、長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515番地1にある壱岐市立一支国博物館で、近代の長崎県に関する興味深い展示が楽しめます。
長崎県内には、近代において日本史や世界史的に重要な文化財が数多く残されており、その歴史は西洋の技術を取り入れた活気に満ちた産業の歴史、忘れることのできない戦争の歴史、そしてそこで生きた人々の生活の歴史が交錯しています。本展では、佐世保要塞砲兵連隊衛戍病院跡の発掘調査成果を中心に、近代の長崎県の様子や壱岐・対馬の要塞についても紹介されます。
この展示を訪れることで、100年前の長崎県の歴史と文化に触れることができる貴重な機会が得られます。ぜひ春の博物館巡りの一環として、壱岐市立一支国博物館で開催されるこの展示をお楽しみください。
史跡整備完了記念『乙塚古墳とその時代』×重要文化財公開『元屋敷陶器窯跡出土品展』
岐阜県土岐市にある土岐市美濃陶磁歴史館で、2023年3月4日から2023年6月4日まで、同時開催される史跡整備完了記念の企画展「乙塚古墳とその時代」と重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」をお楽しみいただけます。
企画展「史跡整備完了記念~乙塚古墳とその時代~」では、史跡乙塚古墳附段尻巻古墳の整備事業完了を記念して、乙塚古墳と段尻巻古墳をはじめ、周辺の遺跡から出土した遺物や発掘調査の写真などを交えて、乙塚古墳とその時代についてわかりやすく紹介されます。
また、重要文化財公開「元屋敷陶器窯跡出土品展」では、毎年恒例となっている重要文化財に指定された元屋敷陶器窯跡の出土品が公開されます。古文書や絵画、他産地の陶磁器などの関連資料とともに、重要文化財指定の大小さまざまな陶片から、多彩な遊び心や工夫が凝らされた美濃桃山陶の世界を概観することができます。
この機会に、土岐市美濃陶磁歴史館で開催される両展示を訪れ、古墳時代と美濃桃山陶の世界に触れてみてください。
ラテンアメリカの民衆芸術
大阪府吹田市千里万博公園にある国立民族学博物館の特別展示館で、2023年3月9日から5月30日まで、「ラテンアメリカの民衆芸術」展が開催されます。この展覧会では、鮮やかな色彩と独創的な形が特徴のラテンアメリカの民衆芸術を紹介します。ラテンアメリカの民衆芸術は、メキシコからアルゼンチンにかけて広がり、古代文明の遺物から現代のアート・コレクティブの作品まで多岐にわたります。本展では、国立民族学博物館が所蔵する約400点の作品を展示します。
特別展では、ラテンアメリカの民衆芸術がなぜこれほど多様であるのかという問いに迫ります。先コロンブス時代以来の文化混淆の歴史、芸術として洗練された過程、そして現代の制作者たちの批判精神に焦点を当て、その答えを探ります。文化の多様性を育むために何が重要なのか、ラテンアメリカのさまざまな民衆芸術に触れることで考えてみましょう。この機会にぜひ、国立民族学博物館で開催される「ラテンアメリカの民衆芸術」展をお楽しみください。
特集展示「三重県埋蔵文化財センター埋蔵文化財速報展」
三重県津市にある三重県総合博物館(MieMu)では、2023年3月11日から4月23日まで、三重県埋蔵文化財センターと共催で「三重県埋蔵文化財センター埋蔵文化財速報展」が開催されます。この特集展示は、三重の実物図鑑の一部としてMieMuの3階で展示されます。
今回の展示では、三重県埋蔵文化財センターが保管する考古資料の中から、令和3年度に報告書が刊行された中野山遺跡(四日市市)、居林遺跡(四日市市)、朝見遺跡(松阪市)の3つの遺跡から出土した遺物が展示されます。また、令和4年11月に国重要文化財にふさわしいとの答申があった天白遺跡(松阪市)の遺物も展示されます。
この機会に、三重県総合博物館で開催される「三重県埋蔵文化財センター埋蔵文化財速報展」をお楽しみいただき、三重県の貴重な考古資料や遺物をぜひご覧ください。
企画展 川とともに生きる―川と人の関係史―
和歌山県立博物館1階企画展示室では、2023年3月11日(土)から4月23日(日)まで、企画展「川とともに生きる―川と人の関係史―」が開催されます。会場は和歌山市吹上1-4-14にある和歌山県立博物館です。
この展示では、紀州の歴史における川と人々との関係を紹介します。川は、農業や物資輸送など人々の生活に深く関わってきました。しかし、川の水をめぐる争いや権益を巡るトラブルも存在しました。また、大雨や台風による洪水被害に悩まされることもありました。近年の温暖化による集中豪雨など、水害が頻発している現代においても、川と人々の関係は密接です。
様々な資料を通じて、紀州の歴史における川と人々の関係を学び、川とともに生きることの重要性を再認識する機会として、ぜひこの企画展をお楽しみください。
企画展「高槻城発掘ものがたり」
高槻市立しろあと歴史館では、令和5年3月11日(土曜日)から5月14日(日曜日)まで、企画展「高槻城発掘ものがたり」が開催されます。会場は大阪府高槻市桃園町2番1号にある1階企画展示室です。
高槻城は、戦国時代に和田惟政や高山飛騨守・右近父子らが城主となり、江戸時代には徳川幕府の上方支配の一翼を担う城として整備されました。しかし、明治時代に入り、城が破却されるなどして遺構の大部分は失われました。
この展示では、戦後の発掘調査によって見つかった高槻城の遺構を紹介します。本丸跡の天守台石垣、二の丸跡の戦国時代の堀、三の丸跡での武家屋敷跡や高山右近時代のキリシタン墓地跡など、地下に眠る高槻城の遺構が出土遺物や絵図、写真パネル、伝世品の鯱瓦などを交えて展示されます。
高槻市の市制施行80周年と、二の丸跡に高槻城公園芸術文化劇場が開館するのを記念したこの企画展を、ぜひお楽しみください。
春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」
古代鏡展示館(兵庫県立考古博物館加西分館)で、令和5年春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」が開催されます。会場は兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1(兵庫県立フラワーセンター内)にある古代鏡展示館で、開催期間は2023年3月18日から2023年9月10日までです。
古代中国で生み出された想像上の動物「聖獣」のひとつである麒麟は、春秋時代(紀元前8世紀~前5世紀)頃に概念が成立したとされます。その後、漢時代には鳳凰・霊亀・応龍とともに「四霊」と呼ばれ、具体的な姿で表現されるようになりました。
今日我々がイメージする麒麟とは大きく異なる姿で、鹿のような体に牛の尾や1本の角を持っていました。また、仁獣とも呼ばれ、肉に覆われた角や丸い足を持ち、害をなさない姿が特徴です。
本展では、聖獣・仁獣と称される麒麟の姿や概念が時代とともに変貌する様子を紹介します。展示点数は10点です。古代中国の神秘的な聖獣・麒麟の変遷をぜひお楽しみください。
春期企画展「岩橋千塚古墳群のはじまり~花山地区の古墳~」
春期企画展「岩橋千塚古墳群のはじまり~花山地区の古墳~」が、和歌山県立紀伊風土記の丘で開催されます。会場は和歌山市岩橋1411に位置し、開催期間は2023年3月18日(土)から6月18日(日)までです。
本展では、岩橋千塚古墳群の「始まりの地」とされる花山地区の古墳から出土した資料を展示し、古墳の特徴や変遷について紹介します。この機会に、岩橋千塚古墳群の歴史的な背景や文化を学び、その発展の過程を追体験してみてください。
文化財発掘Ⅸ「京都白川の巨大土石流 埋もれた先史土砂災害に学ぶ」
2022年度特別展「文化財発掘Ⅸ 京都白川の巨大土石流 – 埋もれた先史土砂災害に学ぶ」が、京都大学総合博物館で開催されます。会場は京都市左京区吉田本町の京都大学総合博物館で、開催期間は2023年3月15日(水)から5月14日(日)までです。
本展では、約2400年前の弥生時代に白川の巨大土石流が現在の京都大学構内一帯を襲い、水田が埋没した出来事を取り上げます。大雨による氾濫の後に発生した土石流は、堆積物の解析から知ることができます。また、千年以上後に一帯の開発が進む中で、巨礫が時折姿を現し、通行の妨げになることもあれば、利用されることもありました。
展示では、白川弥生土石流の性格に迫る研究成果を紹介し、土石流の前後の社会の変化や、白川の土砂堆積物と京都の文化との関係にも焦点を当てます。大規模土石流が生活環境を一変させた自然の凄まじさと、大昔の土砂災害痕跡が文化や暮らしの中に取り込まれていた歴史の歩みを、足もとの遺跡の調査成果を通して体感してください。
おわりに
春の博物館巡り!西日本を中心とする地域の13の魅力的な考古・人文系展示が、この春から始まります。
- 奈良市埋蔵文化財調査センター:令和4年度春季発掘調査速報展
- 京都市考古資料館:企画陳列「出土した雑穀」
- 出雲弥生の森博物館;春季企画展「平安時代の出雲-人びとのくらしと祈り-」
- 長崎県埋蔵文化財センター:オープン収蔵展示「100年前のNAGASAKI -遺跡が伝える近代の長崎県-」
- 土岐市美濃陶磁歴史館:史跡整備完了記念『乙塚古墳とその時代』×重要文化財公開『元屋敷陶器窯跡出土品展』
- 国立民族学博物館:ラテンアメリカの民衆芸術
- 三重県総合博物館(MieMu:みえむ):特集展示「三重県埋蔵文化財センター埋蔵文化財速報展」
- 和歌山県立博物館:企画展 川とともに生きる―川と人の関係史―
- 福岡市博物館:驚異と怪異――想像界の生きものたち
- 高槻市立しろあと歴史館:しろあと歴史館 企画展「高槻城発掘ものがたり」
- 古代鏡展示館(兵庫県立考古博物館加西分館):令和5年春季企画展「聖獣 麒麟-こころ優しき獣の長-」
- 和歌山県立紀伊風土記の丘:春期企画展「岩橋千塚古墳群のはじまり~花山地区の古墳~」
- 京都大学総合博物館:2022年度特別展 文化財発掘Ⅸ「京都白川の巨大土石流 埋もれた先史土砂災害に学ぶ」
これらの展示を通じて、地域の歴史や文化に触れ、新たな発見や学びが得られます。博物館は、地方自治体の政策力によってその大きな潜在力を活かすことができます。
博物館は、地域の歴史・文化・アイデンティティの源泉となり、都市再生やまちづくりの核となるだけでなく、観光開発や企業のイノベーションにも役立ちます。さらに、SDGsの実現に貢献し、文化多様性や社会包摂を促進することができます。また、生涯学習や社会包摂の拠点となり、新たな地域創造の立脚点となる潜在力を持っています。
この春、博物館を訪れることで、地域の歴史や文化を深く知ることができ、また新たな価値観や視点を持ち帰ることができるでしょう。是非、西日本を中心とする地域の13の魅力的な展示を巡り、博物館の潜在力を実感してください。博物館を訪れることで、地域の魅力や文化の多様性に触れ、私たちの暮らしをより豊かにするきっかけとなることでしょう。
さらに、博物館を訪れることは、地域とのつながりを深めるだけでなく、他の訪問者との交流を促し、地域コミュニティの形成にも寄与します。博物館は、異なる文化や背景を持つ人々が共通のテーマを通じてコミュニケーションを図る場となり、互いの理解を深める機会を提供します。
また、博物館が展示する資料や作品を通じて、過去から現代に至るまでの歴史的な変遷や、地域の特色を反映した独自の文化を学ぶことができます。これによって、地域に対する理解が深まり、自分たちのアイデンティティや価値観を再確認することができるでしょう。
博物館はまた、子供から大人まで幅広い世代に向けた教育プログラムやイベントを提供し、知的好奇心を刺激します。これにより、博物館は生涯学習の場としての役割を果たし、地域住民の知識やスキルの向上に寄与します。
この春の博物館巡りを通じて、西日本を中心とする地域の魅力的な展示を楽しみながら、博物館が持つ多様な潜在力を実感しましょう。そして、地域の歴史や文化に対する理解を深め、さまざまな人々との交流を通じて、新たな価値や視点を発見しましょう。博物館が提供する豊かな体験や学びが、私たちの人生に刺激と刷新をもたらすことでしょう。