自然、歴史、文化が豊かに混ざり合った九州地方の佐賀県。そんな佐賀県は、家族で訪れるのに最適なスポットがたくさんあります。特に今回は、佐賀県で子供たちが楽しみながら学べる場所として、佐賀県立博物館・佐賀県立美術館の夏休みこどもミュージアム体験講座2023、佐賀バルーンミュージアム、そして吉野ヶ里遺跡公園を紹介します。
2023年の夏休み期間中、佐賀県立博物館と佐賀県立美術館では、学びと楽しさが融合した「夏休みこどもミュージアム体験講座2023」が開催されます。子供たちが美術、科学、歴史を身近に感じながら楽しむことができるこのプログラムは、豊富な内容とともに、学校の夏休み期間に最適なアクティビティを提供します。
そして、舞台を佐賀市に移すと、佐賀バルーンミュージアムが観光スポットとして見逃せません。世界中から集まるホットエアバルーンの展示や体験フライトなど、子供たちの興奮を誘うエキサイティングなアクティビティが盛りだくさんです。
更に、子供たちが実際に歴史を感じ取ることができるのが、吉野ヶ里遺跡公園です。弥生時代の生活を体感できるこちらの公園は、考古学的な教育体験を通じて、過去への理解と敬意を育む素晴らしい場所となっています。
このように、佐賀県には子供たちが楽しみながら学べるスポットがたくさんあります。さらに良いことに、現在は全国旅行支援「GO!! 佐賀旅キャンペーン」が延長されており、佐賀県の観光地をより手軽に楽しむことができます。せっかくの夏休み、子供たちと一緒に新たな発見と経験を求めて、佐賀県への旅を計画してみてはいかがでしょうか。
県立博物館・美術館:夏休みこどもミュージアム体験講座2023
夏休みこどもミュージアム体験講座2023は、佐賀県立博物館と佐賀県立美術館が共同で主催する、小学生を対象とした教育プログラムです。2023年の開催期間は8月1日(火曜日)から8月24日(木曜日)までとなっており、学校の夏休み期間に合わせて設定されています。
この特別プログラムは、子どもたちが美術や科学、歴史について学び、自ら体験する機会を提供します。具体的には、「ハンを使って布を染めよう!」、「紙すき体験―和紙のはがきをつくろう!」、「水墨画を描こう!うちわ絵」、「化石クリーニング」、「竹で食器をつくろう!」、「昔の道具でだっこく体験!」の6つのテーマについて、12の講座が用意されています。参加者はこれらの講座を通じて、各テーマについての理解を深め、自分で作品を作ったり、古代の化石を清掃したりするなど、多種多様な経験を得ることができます。このプログラムの定員は総計300名で、この夏の有意義な時間を過ごしたいと考える小学生が対象となっています。
開催場所は、佐賀県立博物館と佐賀県立美術館の両施設で、各講座は専用のスペースで行われます。佐賀県立博物館のエントランスでは、「化石クリーニング」が開催されます。佐賀県立美術館では、2F画廊で「ハンを使って布を染めよう!」、「紙すき体験―和紙のはがきをつくろう!」、「水墨画を描こう!うちわ絵」、「竹で食器をつくろう!」の講座が行われ、ホールでは「昔の道具でだっこく体験!」が開催されます。
これらの講座は、子どもたちにとって一生の思い出に残る体験となること間違いなく、学びと楽しさを両立させたプログラムとなっています。夏休みこどもミュージアム体験講座2023は、子どもたちが新しいことに挑戦し、さまざまな視点から物事を見る力を養う絶好の機会です。
バルーンフライトシミュレーターが楽しい:佐賀バルーンミュージアム
佐賀バルーンミュージアムは、日本の佐賀県佐賀市に位置する博物館で、ホットエアバルーンに焦点を当てた展示が特徴です。これは佐賀市が毎年開催する「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にちなんで設立されました。
博物館では、バルーンフライトの歴史、原理、技術などについて学ぶことができます。また、実際のホットエアバルーンのゴンドラに乗ったり、バルーンフライトの体験シミュレータを使ったりすることも可能です。さらに、博物館には様々なホットエアバルーンの模型や写真が展示されており、それらを通じてバルーンフライトの魅力を感じることができます。
佐賀バルーンミュージアムは、ホットエアバルーンに興味のある人々や、佐賀インターナショナルバルーンフェスタの訪問者にとって、見逃せない観光スポットの一つです。
体験イベントが充実の「吉野ヶ里歴史公園」
吉野ヶ里遺跡は、日本の佐賀県神埼市にある弥生時代の大規模な遺跡で、紀元前3世紀から4世紀にかけての集落を再現しています。吉野ヶ里歴史公園は、この遺跡を中心に設けられ、遺跡の調査、保存、公開を目的としています。
公園は、弥生時代の生活や文化を具体的に理解するための重要な教育・研究拠点であり、体験学習施設や博物館も設けられています。公園内の施設には、弥生時代の住居や墳墓、防御施設などを再現したものや、遺跡から出土した遺物を展示する博物館が含まれます。スノーピークがグランピング施設を作るそうですね。
特に、吉野ヶ里遺跡の特徴的な部分はその防御施設です。遺跡は広大な平野に位置しており、周囲を取り囲むように設けられた大規模な堀と土塁が存在します。これらは弥生時代の人々がどのように生活し、また社会がどのように機能していたかを示しています。
その他にも、吉野ヶ里歴史公園では、弥生時代の農耕や鉄器作りなど、当時の生活を再現する実演や体験学習が行われています。
魅力いっぱい、佐賀県
佐賀県は、全国旅行支援を活用した夏休みの家族旅行にぴったりの観光地で溢れています。子供たちの夏の思い出作りに最適なスポットとして、自然豊かな高取山公園、波戸岬キャンプ場、広川原キャンプ場でのアウトドア活動、壮大な御手洗の滝や白浜海水浴場での水遊びがおすすめです。天候に左右されずに楽しめる室内レジャーとしては、各種の展示が魅力的な佐賀県立博物館や佐賀県立九州陶磁文化館、深川製磁チャイナ・オン・ザ・パークが挙げられます。
佐賀県各地のエリアには、ユニークな観光地が点在しています。吉野ヶ里・佐賀エリアでは、吉野ヶ里歴史公園での時代探訪、佐賀城公園での歴史体験、巨石パークや清水の滝での自然散策、大興善寺での静寂なひと時が待っています。唐津エリアには、美しい虹の松原、風光明媚な唐津城、七ツ釜、波戸岬の絶景、浜野浦の棚田と環境芸術の森を楽しむことができます。
有田・伊万里エリアでは、佐賀県立九州陶磁文化館での陶磁器鑑賞、トンバイ塀のある裏通りでの町歩き、鍋島藩窯公園での歴史体験が待っています。また、武雄・嬉野・鹿島エリアでは、御船山楽園での自然散策、武雄神社での歴史探訪、武雄温泉や嬉野温泉での温泉体験、祐徳稲荷神社での静寂なひと時、そして大魚神社の海中鳥居での特別な風景を堪能できます。
これらすべてが、佐賀県の多彩な魅力を作り出しています。家族全員で楽しめるアクティビティと共に、佐賀県の深い歴史と文化、そして豊かな自然を感じることができるでしょう。